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●かかとが痛い !!


かかとの痛みで、受診される患者さんはたくさんおられます。

年代別の特徴があるのでお話します。

幼少児:

運動した後に踵の後下方の痛みを訴えます。レントゲンを撮ってみると踵骨後方の骨端核に硬化像や分節像がみられ、これは踵骨骨端症でSever病(セバーあるいはシェーバー)病と呼ばれます。成長期の痛みで予後は良好で機能障害を残すことなく治ります。
治療としては局所の安静や温熱療法、湿布などをします。

若年〜中年:

土踏まずの付近に痛みと圧痛がある。ジョギングをはじめたら土踏まずが痛くなった。等 の訴えで受診されます。
これは足の縦のアーチを保持する足底腱膜あるいは足底筋膜とよばれるものがジョギングなどでアーチをつぶす負荷が加わり微小な損傷が生じ、これによる慢性炎症のために、足底腱膜が線維化と瘢痕化を起こし、短縮した足底腱膜に更なる過度の緊張が加わって痛みが生じます。 これが足底腱膜炎あるいは足底筋膜炎とよばれるものです。
治療としては、足底腱膜の硬結がなくなるまで、運動を控える。
シリコンなどの軟らかい材質のアーチサポートを使用して、硬結を刺激しないで、足底腱膜の緊張を緩和させる。消炎鎮痛剤、湿布をもちいるなどします。

中年以降:

朝ベッドから降りて歩き始めるとかかとが痛みます。

足のうらには足底腱膜というのがあり、この足底腱膜は踵骨と足趾の付け根(MTP関節という)を結んで、足の縦のアーチを維持しています。
これが起立歩行に際して緊張を強いられ、その付着部である踵の骨のところに炎症をおこします。これが足底腱膜付着部炎です。

レントゲンを撮ってみて踵の骨にトゲのようなものが写るときがあり、これは慢性的に足底腱膜が引っ張られるストレスがかかった結果、引っ張られる方向にとげのように骨がでてきます。これは踵骨棘と呼ばれます。

なかなか治り難く、早くて3ヶ月長い人だと3年かかってやっと症状がなくなる人もいます。

治療としてはストレッチをしたり、アーチサポートを使ったり、足底腱膜付着部にステロイドホルモンの注射をしたり、湿布や消炎鎮痛剤などで治します。

上記および外傷以外でかかとが痛むものとして、
′骨脂肪体萎縮
∽骨神経踵骨枝エントラップメント
アキレス腱周囲滑液包炎
じ繙骨筋腱機能不全症(PTTD)
などが挙げられますが、0奮阿狼なものです。
 
 
ストレッチは、足指を曲げ、足首を反らして足の裏を5−10秒、十分に伸ばすようにしてください。左右交互に行い、少なくとも1日各30回、できれば100回行うと理想的。