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 症状からみる病名チェック
◆くびや肩の痛み ◆腰痛やあしの痛み ◆脊柱変形 ◆背部痛・胸壁痛 ◆脊髄麻痺
◆手のしびれ感と上肢の麻痺 ◆肩の関節の痛みと機能障害 ◆肘の痛みや変形 ◆手首の痛みや変形 ◆手の指の痛みや変形と機能障害
◆股関節部痛・機能障害 ◆膝関節部痛・機能障害 ◆股関節部から足先までの下肢のしびれ、知覚異常 ◆下腿部痛・足関節部痛

 
股関節から足先までの下肢のしびれ、知覚異常
腰椎椎間板ヘルニア 腰椎椎間板ヘルニアにより腰髄神経根が刺激、圧迫された場合、坐骨神経痛、下肢への放散痛、しびれ、知覚障害、ひどくなれば筋力低下や膀胱直腸障害なども出現する。
腰部脊柱管狭窄症 年配の方にみられ、症状として、長歩きできない。すなわち歩いていると足がしびれてきて休憩しないと歩き出せない。前かがみに休むとまた歩き出すことができる。
安静などは特に必要なく、症状をみながら徐々に動いて運動能力はできるだけ保つようにする。プロスタグランディンE1誘導体製剤の服用、硬膜外ブロック、仙骨ブロックなどが行われる。頻尿、尿漏れなどの膀胱直腸障害のあるものや、麻痺がでてきたもの、進行性の下肢麻痺のあるものは手術が行われる。麻痺の程度が強くなってしまってからの手術では、手術の効果が期待できないので、麻痺のあるものは時期を逸することなく早期に手術で対応するように注意する。
神経圧迫による症状に対しては、神経除圧術を、すべり症など脊柱不安定性に対しては、固定術が行われる。固定術はもともと存在する不安定性に対しての固定と、除圧部の二次性不安定性に対しての固定とがある。
腰椎変性性辷り症 第4/第5腰椎椎間板の、第4腰椎の前方辷り症が多い。中年以降の女性に多く、分離症を伴わないで、椎間板の変性により、ここに上半身の重みが剪断力として働き腰椎が前方にずれる。この部で脊柱管は狭窄し、神経を絞扼し脊柱管狭窄症と同じような症状が生じる。
知覚異常性大腿痛
(メラルジア・パレステティカ)
ロート・ベルンハルト病ともいわれる。しばしばみられる。
大腿外側皮神経が大腿筋膜を貫通する部位での絞扼性神経障害と思われる。原因不明のことも多い。
大腿近位外側、または股関節前面外側あたりの知覚障害と上前腸骨棘内側または内側下方を押さえると痛む。治療として局所麻酔薬とステロイドの注射を大腿外側皮神経が大腿筋膜を貫通する部位におこなう。よくならなければ、神経剥離術がおこなわれることもある。
閉鎖神経絞扼性障害 股関節前面、鼠径部、大腿近位内側あたりのハッキリしない痛み。時に大腿内側の痛みを訴えることもある。股関節が痛いと訴えることもある。原因不明のことが多い。
鼠径靭帯の陰部よりの内転筋起始部外側のくぼみを閉鎖孔に向かって圧迫すると深部に圧痛を訴える。
治療としては局所麻酔薬とステロイドを少し多めに深部より浸潤させる。
大腿神経絞扼性障害 稀であるが、鼠径部より大腿前面あたりの部位のはっきりしない痛みを訴える。鼠径靭帯下、鼠径動脈のすぐ外側に大腿神経が走っており、ここを押すと痛みを訴える。圧痛点に局所麻酔薬を浸潤させて症状の消失をみる。
腸骨鼠径神経絞扼性障害 下腹部より大腿内側に放散する痛み。股関節前面あたりの痛み。陰嚢、大陰唇の知覚障害がでることもある。稀である。
腸骨鼠径神経は内外腹斜筋間をはしり、鼠径管を通り、陰嚢、大陰唇の知覚を支配する。

陰嚢、大陰唇の知覚障害が認められれば、上前腸骨棘の内上方
2横指あたりを中心に圧痛点がある。この部に局所麻酔薬を浸潤させる。
腸骨下腹神経絞扼性障害 稀ではあるが、股関節前面あたりの痛みを訴える。鼠径靭帯の直上内側の恥丘の知覚障害がでる。上前腸骨棘内上方3横指くらいに圧痛点がある。治療はこの部に局所麻酔薬を浸潤させる。
稀に腸骨稜後方からの骨採取後の瘢痕により外側皮枝が絞扼され、臀部外側の痛みを訴えることがある。
伏在神経絞扼性障害 立ち座り、階段昇降がしにくいと訴え、膝関節内側の痛みを訴える。小児が昨夜、急に膝が痛いと訴えて泣き、寝なかったが今朝はケロリとしているといって連れて来られた場合、膝蓋下枝の伏在神経絞扼性障害であることが多い。稀に小児の膝痛大腿部痛の原因として潜在性二分脊椎に伴う終糸緊張症候群であることもあり鑑別が必要。
大腿真ん中やや末梢内側部に圧痛店があり、膝蓋骨内下方あたりに痛みと知覚障害がある。知覚障害は下腿内側から内踝部にかけてあることもある。
治療は圧痛点に局所麻酔薬を浸潤させる。
 
総腓骨神経絞扼性または圧迫障害 しばしばみられる。膝の後外側や、下腿外側〜足背中央、第1から第4趾背側の異常な痛みや知覚障害を訴える。運動麻痺を主訴として来院することは稀。
圧痛点の出やすい場所:
‖臑榮麁筋腱下を出るところ。
大腿骨外側顆後方。
f骨外側顆後上縁上。
ょす頭後方。
ョす頚部外側への入り口。
腓骨頸外側を回る部分。
Ю腓骨神経(中間足背皮神経)外踝上縁4横指あたりで腓骨のすぐ前方で筋膜を貫通して皮下にでるところ。

圧痛のある部位に局所麻酔薬を浸潤させて症状が消失するかどうかを確認する。
内側足底神経絞扼性障害(Jogger足) ジョギングを頑張りすぎた後などに、走ると、土踏まずから足の裏の内側が痛む。痛みは足の内側から内側の1、2、3趾に放散する。
脛骨神経が内側足底神経に分かれ、母趾内転筋を越え、深総趾屈筋腱に沿ったHenryの結節部付近で絞扼されて生じる。
治療は運動を控えるように指導し、痛み止めの服用、ステロイドの注射などがおこなわれる。
脛骨神経踵骨枝絞扼性神経障害 踵の内側を押すと痛く、踵のほうにひびく場所がある。歩行を続けた場合に痛みが増強する。足根管から疼痛部位にかけて脛骨神経踵骨枝に沿う圧痛がある。
屈筋支帯や、母趾外転筋の深部筋膜と足底方形筋の内側縁の間の絞扼である。治療は叩いてひびく部位にステロイドの局注をおこなう。
 
足根管症候群 足の内側のくるぶしが腫れて、押すと痛く、足の裏やかかとに
響き、痛みやしびれ、灼熱感を訴える。運動麻痺や筋萎縮はあまりおこらない。

内踝後方から下方にかけて骨性の溝があり、後脛骨筋腱、長母趾屈筋腱、脛骨神経、後脛骨動静脈が入っている。

この溝は天井を内踝後部と踵骨結節にはる屈筋支帯に覆われ、トンネル状の足根管を形成し、ここで脛骨神経が何らかの原因で絞扼されて発症する。絞扼部をたたくと響く(Tinel徴候)。

脛骨神経は踵骨枝、内側足底神経、外側足底神経に分かれる。

治療として、ガングリオンなどの明らかな圧迫要因がある場合はこれを除去する手術をするが、原因不明の場合、局所の安静固定とステロイドの注射をおこなう。
前足根管症候群 2〜3週前に甲のきつい靴を履いた後から、足関節の前方から足背を押すと痛く、母趾と第2趾の間(第一水掻き部)が痺れている。これは、深腓骨神経が下伸筋支帯や短母趾伸筋で絞扼される。治療は原因の除去と、ステロイドの局注をする。
浅腓骨神経絞扼性障害 下腿外側や外踝部、足部背側外側に痛みがある。下腿外側下中1/3部分で浅腓骨神経が深部コンパートメントから表層に出る時、筋膜によって絞扼される。
伸筋支帯絞扼性神経症 足首の前を押すと痛くて、足甲にかけて響く場所がある。
深腓骨神経や浅腓骨神経の皮枝が足関節前面の伸筋支帯を通過するときに絞扼されておこる。
糖尿病足 痛みはあまりないが、薄紙を1枚貼ったようにしびれ感覚が鈍い。
糖尿病足とは糖尿病性神経症による知覚神経障害で防御知覚が失われ、靴などによる障害で海洋を生じたものである。骨や関節の防御知覚の欠如はシャルコー関節や変形を生じ、足底圧の異常集中から潰瘍を生じる原因となる。また糖尿病性腎症などで人工透析を開始して、5年ほどたつと、中枢の大血管の動脈硬化、末梢血管の石灰化により血行が悪化し、足趾の壊死を生じ切断になるケースが多発する。
 
閉塞性動脈硬化症
(ASO)
足趾趾尖がしびれて痛く、歩くとひどくなる。少し休むと歩けるようになる。
大動脈および中動脈の内膜に脂質が沈着する動脈硬化症で、糖尿病に合併することが多い。
Burger病
閉塞性血栓血管炎(TAO)
少し歩くとふくらはぎが痛くなり、立ち止まって休むと楽になる。
閉塞性血栓性血管炎で、下肢の大動脈を侵し、阻血性の痛みが激しい。
ギラン・バレー症候群 Guillain-Barre症候群の定型例では手指、足先のじんじん感などの異常感覚がみられ、同時に進行性の筋力低下がみられる。症例の60〜70%に感冒様の前駆症状を認める。筋力低下の分布は症例によってさまざまで、四肢筋、顔面筋、外眼筋、咽頭・喉頭筋、さらには呼吸筋も障害されることがある。四肢筋の障害では筋力が高度に低下しても筋萎縮が目立たず、深部反射は全般的に高度低下または消失し、筋トーヌスは低下する。
急性に発症し、第4週までに極期に達し、進行が停止してから2〜4週以内に回復期にはいる。一般には予後良好で6ヶ月以内には症状の完全回復する例が多いが、約5〜20%の例では運動麻痺や感覚障害を残す。
検査では、髄液の細胞数は正常で蛋白量のみが増加する蛋白細胞解離を示す。
軽症例では自然治癒するが、呼吸筋麻痺がある例では人工呼吸器の装着が必要。血漿交換療法、免疫グロブリン大量療法などが行われる。
レイノー症候群 足を水に浸けると白くなって痺れて痛い。
寒冷に反応して足部が蒼白化し痛みを訴える。通常は手によくみられる。
結節性多発動脈炎
(PN)
原因不明の発熱、関節痛、筋肉痛、下肢に花火があがっているようにバチバチと痺れる。蕁麻疹様皮疹、指趾壊死、紫斑など皮膚血管炎の存在を示唆させる症状があるが、それらと心筋梗塞、腎症などの内臓病変とは相関しない。好中球細胞体質抗体pANCAが認められる。
過換気症候群 手足のしびれ、眩暈、耳鳴り、けいれん、振戦、テタニー、失神などが起こる。心理的、情緒的不安定性が原因となり、発作性の呼吸困難を伴う過換気によって発症する。
検査では動脈血ガス分析ではPaO2が正常、PaCO2が35mmhg以下の呼吸性アルカローシスを示すが、病院に訪れる患者さんは非発作時のことがほとんどのため、過換気による多彩な症状が表れるという病歴が診断の参考となる。
治療は過換気をしないように意識的に呼吸数を減らし浅い呼吸をするように指導するが、効果ないときは紙袋による再呼吸法(ペーパーバック法)を試みる。
 
 
 
 
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