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 症状からみる病名チェック
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◆股関節部痛・機能障害 ◆膝関節部痛・機能障害 ◆股関節部から足先までの下肢のしびれ、知覚異常 ◆下腿部痛・足関節部痛

 
肩の関節の痛みと機能障害
頸椎椎間板症

および

頸椎椎間関節症
頸椎の病変でも、よく肩の痛みや肩甲骨あたりに痛みがでてきます。頸椎の椎間板変性症では、椎間板線維輪が加齢的変化により亀裂を起こして、その亀裂が徐々にひろがってくる。生化学的には線維輪、髄核の軟骨基質の変性をおこす。結果として椎間板の不安定などの初期機能不全が生じ、やがて同一分節の椎間関節に異常運動を引き起こし、その椎間関節の滑膜炎を生じて不定の頚部痛を生じる。
●椎間板変性による痛みは、主に、後縦靭帯や神経根に分布する神経幹神経を分枝して、一部に交感神経を含む知覚神経である洞脊椎神経が役割をにない、椎間板性疼痛をいわゆる肩びきへ放散痛として感じられる。
●椎間関節包を支配している脊髄後枝内側枝が滑膜炎などで刺激されると、椎間関節性疼痛として肩や腱後部への放散痛として感じられる。
肩関節周囲炎(五十肩) ひどくなって肩関節の動きが著しく悪くなると凍結肩ともよばれる。五十肩の確定診断はなく、レントゲンで骨に異常がない肩関節の軟部組織の炎症による肩の痛みと運動制限を主訴とするもので、腱板断裂、変形性肩関節症、石灰沈着性腱板炎などを除外して残ったものにつけている便宜上の診断名。肩の拘縮のあるものにつけられる。
石灰沈着性腱板炎 タイピスト、教師、主婦など上肢をあげて長時間保持し手先で仕事をする職業の人に多い。急性に肩の強い痛みで発症する。夜間に痛むのも特徴です。レントゲンで特有な石灰沈着像を認めます。石灰が肩関節腱板の周囲に沈着することにより引き起こされます。局所麻酔薬でこの石灰を吸引洗浄しステロイドホルモンを注入するとううそのように痛みが軽減します。
腱板断裂 腱板とは棘上筋腱、棘下筋腱、肩甲下筋腱、小円筋腱の4つの腱を総称したものですが、腱の変性と外傷の強さの総和で腱板断裂が生じます。症状としては肩を挙げる際の運動時の痛みと運動障害で、時に軋轢音がします。MRI、関節鏡検査が診断には有用です。肩峰下滑液包内へのヒアルロン酸ナトリウムの注射で様子をみますが、どうしても痛みや可動域の改善がみられない場合は手術します。
インピンジメント症候群 肩の痛みが運動時に生じ、肩を使うほどに悪くなる。手を肩の高さ以上に挙げる、テニス、バレーボール、バスケットボールなどで痛みやすい。夜に痛みで目が覚めたりする。腕を伸ばして、上肢をよこに挙げていくと、60度から120度くらいで痛みが生ずる。これはpainful arc signとよばれる。局所麻酔薬を肩峰下滑液包に注入すると痛みが軽減する。治療としては肩峰下腔の安静のため上肢を水平以上で使用しないようにする。この安静期間中は肩の拘縮の予防のため1日1回、反対側の手で患肢を支えて頭の上にもってきて肘の開閉をおこなうなどの他動運動をおこなう。
腱板疎部損傷
(rotator interval lesion)
肘をからだにつけて手を身体から離した位置にする(肩の外転・凱旋)での運動時痛がみられる。烏口突起という場所から1横指外側に圧痛がみられる。レントゲンでは挙上位でのすべりがみられる。治療としては、まず安静。手術を要することもある。
上腕二頭筋長頭腱症候群 テニスや投球動作を主とする野球などのスポーツ活動や重量物の挙上などの労作により肩の前面に痛みがでます。治療は肩関節肘関節の安静が大切です。場合により三角巾を使用します。痛み止めやステロイドの注射も効果があります。
 
腋窩神経絞扼性障害 肩の痛みおよび肩の挙上がしにくくなる。肩の後ろ側に圧痛がある。肩の外側に知覚障害がでることがある。スポーツによる挙上位での肩の使いすぎによると考えられる症例では投球フォームで肩の回旋を制限させ、極端なオーバーヘッド投法を改良させる。治療は痛み止め、ビタミンB12、SSP治療、理学療法、可動域保持のための訓練、quadrilateral spaceへのステロイドの注射などを行います。
肩甲上神経絞扼性障害 バレーボールのスパイクやテニスのサーブなどでのoverhead overused sportで好発する。肩後ろから後外側の局在のはっきりしない深部のうずくような痛み。治療としてスポーツによる肩の使いすぎを中止させ、棘下筋、棘上筋の強化訓練を指導する。あわせて痛み止め、ビタミンB12の投与、肩甲骨切痕部の絞扼点への局所麻酔薬+ステロイドホルモンの注射をおこなう。
 
反射性交感神経性ジストロフィー
(RSD)
交感神経がその発症に関与する四肢の疼痛疾患。上肢あるいは下肢に大部分は片側優位に知覚障害、運動障害、自律神経障害を生ずる。非常に難治である。
線維筋痛症(FMS) FMSとは、原因不明の全身的慢性疼痛を訴えるもので、いまだ病態についてははっきりわかっていません。こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、自律神経失調、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイなどが伴う事もあります。他覚的所見としては「特異的圧痛点」(ツボのようなもの)を押して診断しますが、全身が痛む時にはどこを押しても痛くて、はっきりしない事もあります。自覚症状があっても検査では何も見つからない。痛みが強く日常生活ができないほどであっても、直接命 には関らない。中年女性の発病が多く、他の病気だと思われていることがよくあります。

関節リウマチ リウマチ性肩関節炎は関節リウマチのステージ掘↓犬罵莟,垢襪海箸多い。
長胸神経障害 スポーツ障害としては、アーチェリーのような慢性的な牽引作用によって発症し、この神経の支配筋である前鋸筋の麻痺を生じるため、翼状肩甲(肩甲骨が回旋せず、背骨の方に位置する)を呈し、腕の挙上障害が出現する。治療は肩甲骨保持装具を使用し、肩関節の屈曲外転伸展運動を制限する。
肩のベネット病変 野球選手の投球肩のオーバーユースで生じた、肩甲骨後下方の骨棘形成をベネット病変といいます。投球動作という動きのなかで腋窩神経による刺激が痛みの発現に関与しています。症状としてはワインドアップの時に肩の後方に痛みが走り、加速とフォロースルーのときに肩外後方から上腕外側にかけて劇痛が走り、全力投球ができなくなります。治療としては肩に負担のかからない投球フォームの指導、ステロイドホルモンの注射、慢性例では骨棘切除、腋窩神経剥離術の手術を要する場合もあります。
 
肩関節前方亜脱臼障害 スポーツで肩関節の外転外旋伸展位をとるたびに、上腕の骨頭が肩関節前方構成体の損傷であるBankart病変にはまり込み、嵌頓性の痛みを生ずるものです。肩の外転外旋位で伸展を強制させると脱臼不安感や痛みが増す前方apprehension testが陽性にでます。治療は手術を要することが多くなります。
肩関節窩上関節唇複合損傷
(SLAP病変)
投球障害肩で、症状としては投球動作の際、コッキング期からフォロースルー期にかけての痛みで、上腕の力こぶのあたりまで痛みが放散することもあります。肩関節窩の上方部は、肩関節唇と上腕二頭筋長頭腱の起始部の複合体(Biceps tendon and labrum complex:BLC)で構成されており、この部がストレスが作用した場合に損傷されやすくなります。診断は肩関節鏡によりますが、習慣性肩関節脱臼や腱板断裂に合併することもあるので注意が必要です。治療は肩関節鏡下に関節唇のデブリドマンや、長頭腱の固定が行われます。
リトルリーグ肩 少年野球選手の投球による上腕骨近位骨端線の疲労骨折。投手だけではなく、内野手や外野手にも発生する。11歳が発症のピーク。レントゲンで上腕骨近位骨端線外側部の脱灰・不整像をみる。治療は早期発見、早期投球中止、投球再開時期はレントゲンで上腕骨頭外側に仮骨陰影を認めれば投球を許可する。
慢性癒着性肩峰下滑液包炎 症状は肩の運動痛、安静時の肩の脱力感、重だるい感じ。弾発現象の触知される。肩峰下滑液包造影では滑膜内腔が確認できない。肩峰下滑液包が肥厚し、内腔が癒着してしまっている。治療はヒアルロン酸ナトリウムの肩峰下滑液包への注入をおこなう。難治例では烏口靭帯切除と前肩峰形成術と肥厚した肩峰下滑液包切除がおこなわれることもある。
動揺性肩関節 10〜20歳代の女性に多く、大多数は両側性。年齢と不釣合いな肩こりや肩関節周囲の重苦感を訴える。ほとんどの場合、肩関節は下方、前方、後方と各方向に不安定である。4つの病態に分類される。‘依廟肩関節⊃鎔媽肩関節脱臼習慣性肩関節脱臼せ続性肩関節亜脱臼
治療として抗炎症薬、筋弛緩薬の投与などの対症療法。習慣性肩関節脱臼では1年以上経過観察しても治らないなら手術も考慮される。
 
 
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