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 症状からみる病名チェック
◆くびや肩の痛み ◆腰痛やあしの痛み ◆脊柱変形 ◆背部痛・胸壁痛 ◆脊髄麻痺
◆手のしびれ感と上肢の麻痺 ◆肩の関節の痛みと機能障害 ◆肘の痛みや変形 ◆手首の痛みや変形 ◆手の指の痛みや変形と機能障害
◆股関節部痛・機能障害 ◆膝関節部痛・機能障害 ◆股関節部から足先までの下肢のしびれ、知覚異常 ◆下腿部痛・足関節部痛

 
手のしびれ感と上肢の麻痺
頚椎椎間板ヘルニア 頚椎椎間板が変性し脊柱管内に突出し神経を刺激したり圧迫したりすることで頚部痛や上肢痛(神経根症)や、脊髄圧迫障害による、痙性歩行(脊髄症)がみられる。神経根症タイプと脊髄症タイプに分けられる。神経根症タイプの場合、ヘルニアによる刺激あるいは圧迫が該当神経根領域の知覚障害および上肢への放散痛が生ずる。一番多いのは第5第6頸椎椎間板高位なので、第6頚髄神経根障害として、母指示指および中指の親指側の知覚障害が出現する。神経根症タイプは一般的には脊髄麻痺症状は出現しないことが多く保存的治療をまず行います。
どうしても保存的治療法では改善しないか、痛みが強く日常生活に支障が出る場合は、手術方法として以前は頸椎前方固定術が一辺倒で行われていましたが、椎間板機能が温存できる顕微鏡下椎弓部分削除後方侵入、ヘルニア摘出術が推奨されます。
手根管症候群 中年以降の女性に多い。手首のところで正中神経が圧迫されて母指示指中指と薬指の親指側半分の知覚障害や痺れや痛みがでてくる。痺れや痛みは夜間あるいは明け方に強い傾向があり、手を振ると楽になる。手首の安静をはかるため、ギプスシーネという固定具を用いたり、手首に正中神経のあるところにステロイドホルモンの注射をしたりしますが、改善しない場合には手根管開放術という手術を行う場合もあります。
肘部管症候群 前腕、手部の小指側の放散痛、手の筋肉の萎縮、しびれ等 の知覚異常が生ずる。利き手に多い。変形性肘関節症や外反肘に続発することが多い。尺骨神経の障害で、肘の部分の尺骨神経が通る溝で神経が引っ張られて障害が生ずると考えられているため、手術としては尺骨神経をこの溝からはずして移行してやる。
頚椎症性神経根症 頚・肩・上肢のシビレ痛みを主訴とする。手の知覚運動障害、巧緻運動障害が起こるのが神経根症。ヘルニアと違って緩徐に進行することが多い。
胸郭出口症候群 手指、腕の小指側のしびれを訴えることが多い。脱力感、頚部・肩・肩甲骨のあいだ前胸部のうずくような不快感を訴えることもある。筋肉の萎縮はほとんど生じない。首が長くなで肩の女性に多い。20歳代に多い。

原因:第1肋骨上面に付着する前斜角筋の前方を鎖骨下静脈が通過し、前斜角筋後方と中斜角筋の前方の間を鎖骨下動脈と腕神経叢が通過するが、この肋鎖間隙の広さは個人差があり、ここは肩関節を外転、外旋すると鎖骨が後方へ引かれて、この間隙が狭くなる。ここで腕神経叢や鎖骨下動静脈が締め付けられて生じるもの。
また、第7頸椎からでている頸肋、あるいは長い第7頸椎横突起も狭窄の原因となる。
頸肋から起始し胸郭出口を横切る、異常線維性索状物も圧迫の原因になる。

症状として、
1.神経型:手指・腕のしびれで尺側に多い。上記のような症状が、初めは労作時に出現、しだいに常時自覚するようになる。
2.動脈型:鎖骨下動脈が圧迫されると、腕は蒼白となり痛みが自覚されることもある。
3.静脈型:手、腕はチアノーゼ様になり、重苦感が生じる。

診断に有用なテスト
Morley test:鎖骨上窩で、腕神経叢を圧迫すると、圧痛、上肢への放散痛が出現する。
Adson test:患側に頭部を回旋させ、顎を上げ、深呼吸をおこなわせると、患側の橈骨動脈の脈拍が停止する。
Wright test(hyper abduction test):両側の橈骨動脈を触知しつつ、両上肢を外転、外旋させると、患側で脈拍が停止する。

橈骨神経麻痺 手首があがらなくなる。指が伸ばせなくなる。泥酔して電車の手すりによりかかって寝てしまったが、翌朝手首があがらなくなった。ハネムーンで花婿の腕に花嫁が頭をおいて寝たが、翌朝手首があがらなくなった(ハネムーン麻痺)。
 
Guyon管症候群 肘部管症候群と似た症状の、手首の小指側の痺れを訴えるが、手の甲の知覚障害はない。尺骨神経が手関節のレベルに存在するギヨン管を通過する部で絞扼をうける。
外傷性腕神経叢麻痺 多くはバイクの転倒事故による。受傷上肢の知覚脱出、弛緩性の麻痺。
ギラン・バレー症候群 Guillain-Barre症候群の定型例では手指、足先のじんじん感などの異常感覚がみられ、同時に進行性の筋力低下がみられる。症例の60〜70%に感冒様の前駆症状を認める。筋力低下の分布は症例によってさまざまで、四肢筋、顔面筋、外眼筋、咽頭・喉頭筋、さらには呼吸筋も障害されることがある。四肢筋の障害では筋力が高度に低下しても筋萎縮が目立たず、深部反射は全般的に高度低下または消失し、筋トーヌスは低下する。
急性に発症し、第4週までに極期に達し、進行が停止してから2〜4週以内に回復期にはいる。一般には予後良好で6ヶ月以内には症状の完全回復する例が多いが、約5〜20%の例では運動麻痺や感覚障害を残す。
検査では、髄液の細胞数は正常で蛋白量のみが増加する蛋白細胞解離を示す。
軽症例では自然治癒するが、呼吸筋麻痺がある例では人工呼吸器の装着が必要。血漿交換療法、免疫グロブリン大量療法などが行われる。
過換気症候群 手足のしびれ、眩暈、耳鳴り、けいれん、振戦、テタニー、失神などが起こる。心理的、情緒的不安定性が原因となり、発作性の呼吸困難を伴う過換気によって発症する。
検査では動脈血ガス分析ではPaO2が正常、PaCO2が35mmhg以下の呼吸性アルカローシスを示すが、病院に訪れる患者さんは非発作時のことがほとんどのため、過換気による多彩な症状が表れるという病歴が診断の参考となる。
治療は過換気をしないように意識的に呼吸数を減らし浅い呼吸をするように指導するが、効果ないときは紙袋による再呼吸法(ペーパーバック法)を試みる。
 
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